いのちの詩人

生きているといろんな事がある。

本当に辛いとき励まされた「相田みつを」さんの詩 

 

 

              「道」

           長い人生にはなぁ

         どんなに避けようとしても

     どうしても通らなければならぬ道というものがあるんだな

       そんなときはその道をだまって歩くことだな

          愚痴や弱音を吐かないでな

         黙って歩くんだよ ただ黙って

          涙なんか見せちゃダメだぜ

         そしてなあ その時なんだよ

       人間としての いのちの根がふかくなるのは

 

 

 

 

遊び方が・・・

娘がまだ3歳の時の事、まったく人形に興味が無かった娘。

とにかく光るものが好きだった。

ボールが跳ねると振動でピカピカするものやアニメで魔法使いが持っていそうな星の付いた棒。星の部分がピカピカ。昆虫の触角のようなものの先が光るよく分からないかぶり物。ピカピカに目がない娘が突然、着せ替え人形を欲しがった。

今の人形は化粧ができるのだ。ブルーのアイシャドー付き。

そして娘に人形と着せ替え用の服を買った。

機嫌よく2~3日は着せ替え、目の周りにアイシャドーをたっぷり塗って遊んでいた。

着せ替えに飽きたのか、ある日人形の髪を持ち床に叩きつけていた。

何度も床に叩きつけ 頭の上でブンブン振り回して暴行している。

ブルーのアイシャドーがアザに見えてしかたない。

人形が可哀そうだから止めるよう注意した。娘の先行きも不安だった。

ある日、掃除をしている時の事、クマの人形を除けようと たまたま持ったところが

耳だった。それを見ていた娘が耳を持たれたクマが可哀そう!痛がっている と言う。

クマに対し謝罪を求められた。暴行されていた人形の方がよほど気の毒だと思いながら

私は謝罪した。

そんな娘も17歳になり懐かしく思う。